ビジュアル世界史問題集|地図問題に特化した世界史の参考書

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ世界史の参考書33選ビジュアル世界史問題集|地図問題に特化した世界史の参考書
科目 世界史
出版社 駿台文庫
目的 世界史の知識整理
対象者 世界史の基本用語を一通り学んだ人
難易度 入試標準レベル
分量 201ページ
使用期間 高三夏休みごろまで
ジャンル 世界史参考書

・オススメポイント
世界史の重要事項が地図問題として整理されているため覚えやすい
・注意点
世界史の全体像を他の参考書で学んだあとに取り組むこと

世界史の基本事項が地図問題としてまとめられている画期的な参考書『ビジュアル世界史問題集』

今回ご紹介する『ビジュアル世界史問題集』は、世界史で登場する出来事や人物に関する情報が全て地図上にまとめられている参考書です。参考書のタイトルだけ見ると資料集のような名前になっていますが、実際には地図問題に特化した問題集となっています。

全ての問題が地図に関連している世界史の参考書は他にありません。世界史の用語の中には、一見すると地名だということが分からない言葉もありますが、『ビジュアル世界史問題集』を使えばそうした用語でも場所と関連付けて覚えることが可能です。

視覚的な情報を使って理解することで、文字だけで覚えるよりも効率よく暗記ができます。また、参考書のレイアウトも秀逸で、見開きページに地図が載っており、その地域で起きた出来事がコンパクトにまとまっているのも特徴です。

今回は、そんな『ビジュアル世界史問題集』について詳しい内容や学習のポイントをご紹介します。入試で世界史を選択する人はぜひ参考にしてください。

世界史の基本的な参考書で全体的な知識を身に付けた後に取り組むのがおすすめ

『ビジュアル世界史問題集』は地図問題だけに特化した参考書のため、この1冊だけで世界史の学習を進めるという使い方は難しいです。まずは、他の基本的な参考書で世界史の全体像を学んだうえで、『ビジュアル世界史問題集』の地図問題の知識を追加することをおすすめします。

世界史で学ぶ内容は暗記すべき事項が多く、また時代や地域も幅が広いです。最初から細かい内容まで全て覚えていこうとすると挫折してしまう可能性が高いためおすすめしません。

そのため、まずは全体の流れをおおまかに捉えてイメージを作った後で、細部の知識を肉付けしていく学習方法が有効となります。『ビジュアル世界史問題集』なら、一度覚えた知識を地図上の場所と関連させて再度整理できるため、細部を強化することが可能です。

世界史で登場する出来事を場所と絡めて覚えておくことは、知識問題だけでなく、論述問題の素材としても役立ちます。

地図問題だけのため全体のボリュームは少ないが重要なエリアが厳選されている

世界史の地図問題だけを扱う参考書『ビジュアル世界史問題集』は内容の特性上、全体のボリュームは少ないです。しかし、地図を用いて解説されているのは全て入試で重要となるエリアのため、覚えておくべき事項を効率よく学ぶことができます。

特に、世界史に登場する戦争などの流れは、どこで何の戦いが起きたのかや、それらの順番が大切です。『ビジュアル世界史問題集』に載っている内容を繰り返し学んで記憶しておけば、世界史の重要事項を効率よく覚えることが可能です。

なお、全体の問題数が少ないことから、入試本番まで時間があまり残されていない場合でも最後の仕上げとして取り組めます。全体を2周、3周と繰り返してもそれほど時間が掛からないため、知識が整理できるまで何度も解くのがおすすめです。

節の最初に世界史の重要ポイントのまとめがあり、時代やエリアごとに学べる参考書

『ビジュアル世界史問題集』の内容は、時代やエリアなどの区分ごとに節としてまとめられています。各節の最初には、その時代やエリアでの重要ポイントが書かれているのが特徴です。大切な情報が見開きページにまとまっているため、地域ごとの関連知識を効率よく学ぶことができます。

世界史の学習をする際には、個々の出来事を用語として暗記するだけでなく、出来事や人物同士の関連性を理解することが大切です。その際、時代ごとやエリアごとに関連性の高い用語をまとめて覚えると学びやすくなります。

教科書や参考書を使っておおまかな流れをつかんだうえで、『ビジュアル世界史問題集』を活用して知識を整理していきましょう。地図に特化した類似の参考書は他にないため、他の受験生に差をつけることが可能です。

まとめ

今回は、地図問題に特化した世界史の参考書『ビジュアル世界史問題集』についてご紹介しました。扱われている用語は全て地図のセットで掲載されているユニークな参考書です。世界史に登場する重要な出来事について、視覚的な情報を通じて整理できます。

文字だけで理解するよりも、場所の情報とセットで理解する方が記憶しやすいです。ただし、地図問題に特化している都合上、問題のボリュームは少なくなっています。

この1冊で世界史の学習を進めるのではなく、まずは他の参考書や教科書を使った世界史の全体的な流れをつかんだ上で、『ビジュアル世界史問題集』の地図問題に取り組むのがおすすめです。

同じ時代やエリアに起きた世界史の重要イベントが節ごとにまとまっていて、各節の最初には重要事項が掲載されています。『ビジュアル世界史問題集』の地図問題を繰り返し学習することで、世界史の知識を場所と関連付けて覚えていって下さい。

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